某大学の驚くべき感性

先日、都内の某大学で歯科医師が刺された事件があったが、知り合いが某大学の面白いメールを転送してきてくれた。(原文のママ)

学生各位

「時間外に5号館へ不法侵入し、館内で撮影行為を行った学生について」情報提供を求めています。

内容は以下のとおり。

① 6月3日(土)4時55分、5号館に不法侵入し、撮影行為を行っている本学学生と思われる者数名を警備員が監視カメラで発見。
② 5時、正門駐車場付近で撮影を始めた。結婚式の余興のため撮影とのこと。
③ 4名のうち1名は本学学生とのこと。
④ 警備員が質問を続けようとすると、4名はお茶の水門より退出した。

以上の件について、人物に心当たりのある者、情報を持つ者は、すみやかに下記まで申し出ること。

なお、大学側が当該不法侵入者を特定した場合は、懲戒の申し合わせに沿って、厳正な対応が行われることを申し添えます。

学生支援事務室長 畠山
℡03-5803-4760
E-mail:kousei.adm@ml.tmd.ac.jp

某大学の学生が、結婚式の余興で使うため(おそらく来週か再来週ぐらいに友人の結婚式があるのであろう)、大学のキャンパスで撮影していたのだろう。そこにちょうど、警備員がきて、めんどくさいことになったので、立ち去ったという流れなのだろう。

面白いのは、それに対する大学の対応だ。キャンパスで結婚式の余興のビデオを撮影していた学生にたいし「不法侵入者」と決めつけ、「懲戒する」と言い出したのだ。

大学は誰もが自由に出入りできるし、ましてやこの某大学は救急対応可能な24時間運用の病院がある。誰もが24時間、自由に出入りすることができる。キャンパス内を散歩していようが、ビデオ撮影をしていようが、全くの自由であり、大学の設備を破壊、破損させているのならともかく、この学生は大学の教育や研究、診療に何も悪影響を与えていない。

それにもかかわらず、この人畜無害な学生を不法侵入者呼ばわりし、その学生を探し出し懲戒する必要性、さらに探し出すにあたり密告を奨励するという手法、この大学の感性が全く理解できない。

 

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