SBI住信銀行の法人口座開設は準備が必要

先日、知り合いが新しく会社を起こした。資本金1円の会社だ。

取引に使う銀行口座をつくろうと、ゆうちょ銀行に書類をそろえて窓口で申し込んだそうだ。2週間後「総合的な判断」により口座開設お断りのお知らせがきたようだ。(ゆうちょ銀行は、他にも資本金が少ない会社の口座開設をことごとく断っている。資本金が少ない法人とは取引したくないということか?)

次に、彼はSBI住信銀行に口座開設を申し込もうとした。ところが、SBI住信銀行の法人口座の開設は、作ったばかりの法人がお金をかけずに口座を開くには、少しハードルが高いようだ。このハードルの高さについて、そんなこと当たり前だと思われる経営者も多いだろうが、いざ口座を開こうとするときに、準備していないと口座開設に時間がかかるので、準備すべきものを書きたいと思う。

  1. 他銀行の法人口座
  2. 固定電話(携帯電話不可)
  3. 法人名の入った印鑑(法人名が含まれない印鑑不可)

知り合いの会社は、1つ目の法人口座を、SBI住信銀行で開こうとしているわけだから、他銀行で法人口座をもっているはずがない。SBI住信銀行で口座を開くには、どうしても他の銀行の口座が必要になるので、最初の法人口座の開設先としては、、SBI住信銀行は向かない。

知り合いの会社は、会社が大きくなるまでは自分名義の携帯電話を営業に使おうと考えており、固定電話を引くということは考えていなかったようだ。ところが、、SBI住信銀行では、携帯電話のみでの口座開設を認めていない。必ず固定電話の番号が必要になる。いまから20年前、レンタルビデオ店、クレジットカードの申し込み、あらゆる場面で固定電話の番号を要求され、携帯電話だけの記入は認められてこなかった。理由を尋ねると「携帯電話はすぐ番号が変わるから」「携帯電話は信用がないから」といっていた。まさにその時代と同じ状況が、SBI住信銀行の法人口座の開設では起こっているのだ。会社が小さいうちは携帯電話だけでもよさそうなものだが、なぜ固定電話の番号が必要なのだろうか?固定電話の番号をつくっても、結果的に携帯電話に転送される可能性があるのに、それほどまでに固定電話の番号に執着する意味があるのだろうか。

知り合いの会社は、法人登記の際、個人の印鑑証明で使っていた印鑑と同じ印鑑を使ったみたいだ。法人の印鑑は、意外に高い。法人印鑑3点セット(実印、銀行印、角印)で5000円はする。印鑑を買っても、印鑑から利益を生み出さないわけだから、会社が小さいうちはなるべく利益を生み出さないものにお金を使いたくない。そのため、その知り合いは、あらゆる契約書で個人の印鑑を使っていたみたいだ。ところが、SBI住信銀行の法人口座開設にあたり、法人名の入った印鑑以外は不可ということで、条件を満たす印鑑を急遽つくることになった。

SBI住信銀行の法人口座の開設は、小資本で起業する法人にとっては、少しハードルが高い。これら3つのハードルは、いずれ会社が大きくなる段階で必要になっていくのかもしれない。だが、彼が起こしたような1円の法人にとっては、ハードルが高い。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。